読書

「最も賢い億万長者」を読んで

以前から興味を持っていた、ルネサンステクノロジーズのヘッジファンド戦略について 「最も賢い億万長者(下)」からの参考になりそうなところを以下に引用。 メダリオンファンドのリターンは別表(画像)のように驚異的ですらある。 ヘッジファンドはコロナ禍…

ディープラーニングを使ったコンピュータ将棋

以前からディープラーニングを使ったコンピュータ将棋に興味を抱いていたが、 書籍が高価なことと新たな環境構築が必要なことから二の足を踏んでいた。 そんな時、技術書典マーケットで以下の手ごろな価格のブックレットを発見した。 booth.pm 環境構築 必要…

「教養としての投資」を読んで

個別株 ベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」にも記述があるように、いかに個別株を十分分析せずに 安易に投資すべきでないのかを改めて思い知らされた。 個別株に投資していい人、いけない人 株式への長期投資で大事なのは利益であり、その利益を伸…

「中学生棋士」を読んで

自分なりに中学生で棋士となるか否かが分岐点となるのかを、藤井聡太二冠と豊島将之竜王とで考察しようと考えていたが、断念。少なくとも中学生棋士となった5人は例外なく単なる早熟ではない活躍をしていることは確かである。 棋士名 | 生年月日 | プロ入り…

藤井聡太七段とコンピュータ将棋

師匠(杉本八段)のはなし テレ朝の「大下容子ワイド!スクランブル」に7/10出演した師匠が弟子について、その凄さを「プロ棋士は盤面を頭に浮かべ手を考えるが藤井七段は頭に盤面の位置を文字化(符号化)し考える。」と語っていた。他のプロ棋士同様、てっ…

「天才数学者、株にハマる」を読み返す

副題: 数字オンチのための投資の考え方 ナスダックが史上最高値を更新し、コロナバブルの入り口(あるいはリーマンショック以来10年以上の上昇トレンドの最終段階)と思われる昨今、買い煽りの証券会社(たとえばマネックス)と実体経済との乖離から警鐘を…

「欲望と幻想の市場」図書返却のため抜粋

副題: 伝説の投機王リバモア 世界的なコロナ対策でさらなる低金利と金余りから鉄火場となる可能性がある株式市場。本書で投資と投機の差異が再確認できたように思う。 ジェシー・リバモア(1877-1940)は、当初は空売りを得意とし、のちにトレンドフォロー…