外貨建てアセットアロケーションツールの移行検討

従来

 今までは、マネーフォワードの円建てデータからPythonで米ドル建て資産を抽出し、米ドル換算のうえ、パイチャートの作成などを行ってきた。

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米ドル建てアセットアロケーション

今回検討

 Investing.comで通貨ごとに保有資産ポートフォリオを作成すれば、パイチャートを含む各種グラフが正しく自動作成されるが、通貨が混在すると、6/28現在、誤った結果が生成されるようだ。加えて、債券や現金をポートフォリオに追加できない点が難点だ。一方、利点として決済した銘柄も追加できるので、Excelに売買履歴を記録しなくとも済む点があげられる。自分の場合、数銘柄だが、ユーロ建て、ポンド建て、シンガポール建ての株式があるので、米ドル建て、円建てと合わせると計5つの通貨別ポートフォリオの作成が必要となり面倒である。よって、しばらく併用としたい。

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通貨混在時、アセットアロケーション

将来への期待

 望むらくは、Firstradeの以下のようなパイチャートである。
 野村證券が6/29にリリースした資産管理アプリOneStockに期待したいが、今のところiOS版のみなので、試せるのはまだ先になりそう。
一番よいのはマネーフォワードが外貨建て資産は外貨でも集計可能となることだが、ニーズ少ないだろうから、実現可能性は低いと思われる。

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Firstradeのパイチャート